布ナプキンを使ってみよう
紙ナプキンが体に与える影響
紙ナプキンを使用していて、かぶれ、悪臭、かゆみ、カビ、冷えなどを経験した女性はほとんどのはず。でも、使い勝手の良さ、手軽さ、手間のかからない理由で愛用している人が多いのが現実です。
それは、紙ナプキンを、ただの「紙」だと思って、安全で便利な物と思っているからではないでしょうか?もし、安全な物であれば「かゆみ、かぶれ」などが起きるのは、おかしな事です。「生理だからかぶれる、かゆくなる」ではなくて「紙ナプキンの有害物質が原因で、かぶれやかゆみが起きる」が正しいのです。
紙ナプキンは化学物質で作られている
紙ナプキンの原材料は石油系素材です。白く輝く漂白剤はダイオキシンが測定されています。肌にあたる部分も内部も漂白された物を使い、水分を吸う所は、「熱冷ましシート」にも使われる化学物質。経血や尿を吸収した高分子吸収体ポリマーはジェリー状になり子宮を冷やています。香料、化学物質多く使用されているのです。
紙ナプキンも害はありますが、タンポンなら更に中に入れるので布ナプキンより有害と言われています。使い捨ての便利さに甘えている現代。便利を買う代わりに、不健康も同時に付いて来てるのですね。昔ながらの生活が一番理想なんでしょう。
布ナプキンの作り方 用意する物
■用意する物
●ダブルガーゼ
●ネル生地
●スナップボタン
布ナプキンの作り方
ダブルガーゼは洗うと縮むので裁断する前に水につけ、乾かしてアイロンをかけてから使います。ネル生地もつけてみました。
生地をカットします。生地の型紙はネットで検索して作りました。「布ナプキン 型紙」で検索すると出てきます。そこで、お気に入りの型を見付けて使いました。
一番上にネル生地、ダブルガーゼが後で表になるように向き合わせて並べます。
ネル生地を一番上にして縫います。
生地を裏返すので、3センチ縫わずに残します。
3センチより小さいと裏返すのが大変です。
裏返したらアイロンをかけて形を整えます。
端から1センチの所を縫います。縫う事で形がしっかりして、ヨレ防止にもなります。
「スナップボタン」を用意。ハンディプレスがあった方が便利です。
ボタン穴を開けた所に「スナップボタン」を入れて、ハンディプレスを使ってボタンが取れないように固定します。
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布ナプキンの出来上がり。
両面ダブルガーゼなので、表と裏の両面が使えます。
替えが必要なので、いっぱい作りました。慣れないミシン作業でしたが、なんとか完成。
布ナプキンの使い心地
紙ナプキンに比べて、温かく感じました。お股にも服を着せてあげた気分です。女性は股も温めた方が良いと言います。女性は、胸と子宮が冷えているので、乳癌や子宮ガンが多いのです。
紙ナプキンと比べると、臭いが気にならなくなりました。かゆみ、かぶれも無く心地よいです。多少の尿漏れも気になりません。
洗い方は、お風呂に入る時にお湯につけておきます。おりもの、汚れは浮いてくるので、石鹸で手洗いします。汚れが落ちます。洗濯機で洗う時は、洗濯ネットに入れた方が生地が傷まないかもしれません。ガーゼなので乾きも良いです。見た目がハンカチのようなので、子供たちはハンカチだと思っています。
市販の布ナプキン
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手作りをしなくても、市販で色んな種類の布ナプキンが売っています。最初は、使い方なども分からないと思うので、低価格の物を試しに使ってみると良いかもしれません。もしくは、ライナー(おりもの用)を使ってみて、良さが分かったら生理用布ナプキンの購入を考えても良いでしょう。
使わなくなったハンカチ、布タオルをライナー代わりに使ってみる方法もあります。ただ、布を挟むだけだと、トイレで落としていまったりするので、ボタン付きの布ナプキンがオススメです。